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自ら進んで学習に取り組むように育つ

子供たちをもっと学習好きにさせるために

先に述べた「日本語教育の第一の誤りは耳を通してのみ言葉を教えていることに加え、「読み書き同時教育」の誤り、「聞く力と話す力を重視し、読む力をないがしろにした」と云う日本語教育の誤りがあります。人は誰も学習は好きで、勉強は嫌いなものですが、これ等の誤りが行われた結果「勉強嫌いの子供」を作っていると石井勲博士は指摘しています。

学習が好きな子供たちを更に学習好きにさせるには、「まず読み方から教える」のが大切で、書く事を無理強いしてはいけません。また、目と耳の両方を同時に使って言葉を覚えると記憶に残り易いので、「聞く」「話す」「書く」に偏らず「読む」ことにも配慮する必要があります。優れた文章をたくさん読む、それも声を出して読む事で、言葉とその意味を逸早く記憶します。「文章を読める」事で知識を広げる学習が一層好きになり、「自ら進んで学習に取り組む」ように育つのです。

まず読みかたから教える 

読みと書きは時期をずらして学習するのが自然

日本語の教育で、第二のまちがいは、読み書き同時教育です。
「読める字はすべて書けなければいけない」「漢字はひらがなよりむずかしい」という固定観念がわざわいし、漢字を教える時期を逸してしまっています。記憶する能力が低下する9歳頃から、つめこむ教育というものは、今日の小学校教育の根源的な誤りの一つと言っても過言ではありません。
そのマイナス面として、先生の話しが理解できない、教科書の内容がつかめない―。これでは授業を進める上で、致命的です。落ちこぼれの第一段階は、国語力(漢字力)があるかないかで決まるのです。
石井式漢字教育の特色は、読み書き分離教育です。私どもの教育実践の結果からは、幼児にとって、書くことは読むことにくらべて、たいへん難しいことがわかっています。また、書く場合も、曲線の多いひらがなよりも、直線の多いカタカナや漢字のほうがやさしい、ということが明らかです。
結論から申しますと、幼児にはまず読みかたを先に教えます。そして、自然に頭の中にその字の図形が浮かんでくるようになってから(図形認識)、字を書かせます。こうすると、短時間できれいな字が書けるようになります。
 
まず読み方から教える

すぐれた文章をたくさん読む

第三のまちがいは、聞く力と話す力を重視し、読む力をないがしろにしたことです。
読む力(漢字力といっても言いすぎではありません)は聞く力、話す力、書く力の基礎と考えて良いのです。まず読めることがたいせつです。
読める字すべてが書けなくとも、辞書があれば用は足ります。しかし読む力がなかったら大変です。新聞や本の内容も良くわからず、人の話しも正確に理解できません。
また、自分の考えを正しく人に伝えることもうまくいきません。
すぐれた文章をたくさん読むことによって、自然に文章力がつき、話す力や聞く力が育つことは、周知のことではないでしょうか。 
すぐれた文章をたくさん読む
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